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●木と木工を学ぼう
【特集-1】
(株)桜製作所 会長 永見眞一氏に聞く。
長年の夢だった桜SHOPがオープンしました
 ジョージ・ナカシマの家具をライセンス生産している、世界で唯一の工房として有名な(株)桜製作所は、香川県牟礼町にあります。「六畳の家具」プロジェクトには、会長の御子息である現社長の永見宏介氏が、香川県デザイン協会会員としての立場で特別参加してくれています。
 今回は、木の大切さを知りつくし、木に接する姿勢と理念を、ジョージ・ナカシマから多くを学んだ、(株)桜製作所会長の永見眞一氏に、新しくオープンした桜SHOP(1Fは、喜多俊之氏のセレクトショップ中心)でお話を伺いました。
 第1回目のインタビューの最後に、『会長の夢は、何ですか?』と質問したところ、「夢は先、むこうに描くものだから、今の私は振返ることばかりです。」とはずかしそうに答えてくれた。そして、「まあ、この店も夢のひとつだったかな…」とにこにこして、昨年の11月下旬にオープンしたばかりの、桜SHOPのお話をしてくれました。
 高松市中央公園の南隣、菊池寛の生家跡にある桜SHOPには、有名なコノイドチェアをはじめ、ジョージ・ナカシマの作品が数多く展示され、喜多俊之氏デザインの讃岐シリーズのイスも展示されている。家具の他にも素敵なデザインの木工細工や漆の器、錫やガラスの器、そして布関係の商品も少しだが展示販売されている。展示された商品全てがジョージ・ナカシマの家具と同じく、喜多俊之氏の上質なセンスを感じさせる品々です。ショップの中にいるだけで、なにか木の豊かさやデザインのすばらしさを感じ取れるお店です。
 インタビューのなかで、びっくりするほど意外なお話も聞けました。なんと会長は、ジョージ・ナカシマの家具より、北欧やイームズの家具がお好きだったのです。
 そのあたりのことも含め、次回から詳しく報告していきたいと思います。お楽しみに。


◎聞き手:仁田貴夫(アートディレクター)
永見眞一氏 永見眞一(ながみしんいち)
1923年高松市生まれ。建築設計技師から家具製造会社を設立。彫刻家流政之氏と交流が深く、1963年流氏が中心となったデザイン運動「讃岐民具連」に参加。翌年から同じく参加したジョージ・ナカシマの指導のもと木に接する姿勢、木工の理念の探究が始まった。桜製作所で作り続けられるジョージ・ナカシマの家具は、彼の精神を今なおしっかり受継ぎ、世界中にファンは多い。
桜SHOP 〒760-0018 香川県高松市天神前4番32号
電話087-831-8866
(10:00〜18:00 日・祝日は休み)
● study-vol.2 .3 .4 .5


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